HUG体験(青洲学)

今週、来週と、奇数クラス、偶数クラスに分かれ、

今週は奇数クラスが避難所HUG体験、偶数クラスが探究グループ活動を行いました。

来週は内容を交代します。

 

HUGは、避難所運営ゲームといわれ、静岡県西部地域防災局(現・西部危機管理局)の職員が2007年に発案したものです。

2004年に起こった「新潟中越地震」の際、避難所生活の苦労がたびたび報道され、
「平常時から、住民が避難所運営について考えられるツールがあれば、非常時の対応に役に立つのではないか」と考えられ生まれたのが、

カード型の避難所運営ゲーム『避難所HUG(ハグ)』です。

 

実際にカードの条件にある避難してきた方を適切な避難場所へ振り分けたり、

受付や看護場所などの設置などをイベントカードに従って行い、

避難所でのリーダー的思考の育成や、実際の避難場所の問題点などを知ることで、公的視野を広げることを目的としています。

 

生徒たちは、商業科、普通科、工業科関係なく、クラスを横断してグループが作られ、

自己紹介から始め、手探りで避難所の設営に取り組みました。実際の避難所でも、初めて顔を合わせる方たちと協力し、

困難を乗り越えていかねばならず、このゲームを通じ、その難しさを感じ取っている様子でした。

 

また、偶数クラスは探究ナビを利用した学習と、探究グループの確認、自己紹介などを行いました。