2020年6月29日カテゴリー:

臨時年次集会(生徒指導)

緊張した学校再開から1か月が経ち、学校生活に慣れ、

学校の規則や公衆マナーに対する意識などが少し薄れてきたことを懸念し、

臨時の年次集会が開かれました。

 

宮坂年次主任からは、青洲高校1期生として、

自分たちの後ろに後輩たちが続いていく意識をしっかりと持ち、

ルールやマナーをしっかりと見直してほしいという強い言葉が贈られました。

 

宮坂年次主任引用の言葉 割れ窓理論

 

治安が悪化するまでには次のような経過をたどる。

建物の窓が壊れているのを放置すると、

それが「誰も当該地域に対し関心を払っていない」というサインとなり、

犯罪を起こしやすい環境を作り出す。

 

ゴミのポイ捨てなどの軽犯罪が起きるようになる。

 

住民のモラルが低下して、地域の振興、安全確保に協力しなくなる。それがさらに環境を悪化させる。

 

凶悪犯罪を含めた犯罪が多発するようになる。

 

したがって、治安を回復させるには、

 

一見無害であったり、軽微な秩序違反行為でも取り締まる(ごみはきちんと分類して捨てるなど)。

 

警察職員による徒歩パトロールや交通違反の取り締まりを強化する。

 

地域社会は警察職員に協力し、秩序の維持に努力する。

 

などを行えばよい。

 

アメリカ有数の犯罪都市だったニューヨークが街や地下鉄の落書きの消去や清掃活動、

軽微な犯罪を取り締まることによって、著しく治安を回復したニューヨークの治安回復運動などが有名。